QUALITY CONTROL 品質管理
西川レベックスでは、すべてのお客様に安心してご使用いただける製品をお届けするために、独自の品質管理室を設置しています。
中でも羽毛においては、精製工程を経て選別された羽毛に対して、8項目に及ぶ厳しい検査を実施し、西川が定めた品質基準を満たしているかを入念にチェックしています。
3gの羽毛試料を、ピンセットを使いながら目視によってビーカーに仕分けます。
重量比を計算し、組成混合率データを作成します。 試験は2回くり返し、その平均値を出します。
組成混合率データを作成(試験方法 JIS L 1903)
光学顕微鏡を使って、混入率を調べます。
特にグースの場合はグースダウン率90%以上を確認
(試験方法 日羽協法)
高さ1000mmの透視度計を使用して、洗浄し終った直後の清浄度を調べます。
清浄度1000mm以上(試験方法 JIS L 1903)
羽毛をすすいだ水の入ったビーカーに過マンガン酸カリウム溶液を滴定し、酸素計数(羽毛の残留有機物の量を示す数値)を調べます。
4.8mg以下であること (試験方法 JIS L 1903)
ニオイの元になるのは油脂分です。 この油脂分が羽毛にどれくらい残っているかを調べます。 油脂分率が少なすぎると羽毛の耐久性が低下します。
1.0%以下であること(試験方法 JIS L 1903)
羽毛のすすぎ水を使って測定。 羽毛はアルカリ性に弱いため、中性あるいは弱酸性であることが良いとされます。
pH4.0 ~ 7.5であること(試験方法 日羽協法)
ニオイは人間の嗅覚で判断せざるを得ません。5人の人間が臭いをかいで、3人が問題ないと判断されれば合格です。
(試験方法 日羽協法)
ダウンパワーの数値が大きいほどかさ高性に優れていることを示しており、 軽くて暖かい羽毛ふとんになります。
羽毛試料一定量の1gあたりのふくらみ具合
(試験方法 JIS L 1903)
※臭気・かさ高性の試験については、前処理した羽毛を24時間以上放置し、更にドライヤー処理をしてから標準値(20℃65%RH)に5時間以上放置し安定させてから行います。
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